9月 05 2021
パナソニック(Panasonic)衣類乾燥機 丸ベルト交換
現在、製造メーカーでの生産が終了しております、パナソニック製(Panasonic) 電気衣類乾燥機 NH-D502Pが故障の為、修理いたしました。

パナソニック(Panasonic)衣類乾燥機NH-D502P
故障内容としましては乾燥機裏側の丸ベルトの破断が原因で、衣類乾燥機から取り出した洗濯物が乾いていない場合や、衣類が濡れたまま温まっているだけなど、乾燥機をどれだけ回しても洗濯物が乾かないという故障でした。
使用年月が経過してしまうと製品のモデルチェンジに伴い廃盤商品が増え、丸ベルトの部品供給期間が終わることにより乾燥機が使用できなくなるお客様が多いです。衣類乾燥機の本体価格、業者による出張修理費も高い為、コンベアベルトショップではナショナル(パナソニック)、日立、東芝、三菱、リンナイなどの乾燥機丸ベルトの代替商品として使用可能な衣類乾燥機修理用丸ベルトの販売をしております。
★作業手順
①乾燥機本体裏側のカバー等を外し確認すると写真のように丸ベルトが破断していました。(電源を切って作業してください。カバーなどの取り外したネジも無くさないよう注意します。)
②使用していた丸ベルトを下記添付写真のようにスケールやメジャーにて長さ、ベルト径を正確に測定します。測定結果は丸ベルト径が5mm、長さが990mmでした。
③用意した丸ベルトはコンベアベルトショップにて販売している乾燥機丸ベルト緑色の径5mmx990mmエンドレス仕上を上下のローラー溝に取付します。購入時はお客様からご指示頂きました寸法をもとに製作しますので、より詳しい寸法のご指示をお願い致します。緑色の他に透明色(乳白色)も取り扱っていますので合わせてご確認ください。
※丸ベルトは使用していると多少伸びることがあります。測定長さより5mm~10mm程度であれば短くしても構いません。(測定値より長くするとベルトがスリップ(空回り)を起こしてドラムが回らない可能性があります。)
④ローラーの溝にベルトがハマっているのを確認して動作確認後、完成となります。以前に修理を行った衣類乾燥機と同じような故障でしたので段取りよく作業ができました。(以前の乾燥機丸ベルト交換ブログ)
★修理に要した物は、プラス(+)ドライバー・モンキーレンチ・乾燥機丸ベルトでした。掃除用雑巾・掃除機も必要です。
今回、修理に要した時間は、約20分位でしたが、掃除に 大部分の時間を要しました。
当社では、丸ベルト径・長さをご指示頂いた後 製作させていただいております。
ご注文・お見積りご希望のお客様は下記アドレスに、お問い合せ願います。
名古屋産業 問い合わせアドレス info@nagoya.sc